公務員試験のどの試験においても面接試験はあり、内定を得るためには避けて通ることのできない試験です。最近は人物重視の流れから面接試験の評価の比重は高まっています。そして当然ながら、面接対策も非常に重要になってきました。

こんな悩みはありませんか
  • 面接の練習相手がいない
  • 面接カードの書き方
  • 緊張して早口になる
  • 何から手をつければよいか
ケン
ケン

面接の対策って、想定問答を覚えればいいんですか。

ユウ
ユウ

それだけでは足りないんです。面接は相手とのやり取りなので、1人で用意した答えを覚えても、本番でその通りにはいきません。

ケン
ケン

じゃあ、どうすればいいんでしょう。

ユウ
ユウ

私がおすすめするのは予備校の講座を使うことです。あわせて、普段の生活の中でできることもありますよ。

私がおすすめする面接対策としては、予備校の講座を利用するということです。面接対策を独学で行うことは非常に難しく、適切な面接対策を行い、良い結果を出すためにも予備校の講座はとても効果的です。この記事では、なぜ独学が難しいのか、そして普段の生活の中で今日からできることは何かを、私自身の失敗もあわせて説明していきます。

面接対策を独学で行う難しさ

面接は1人で練習できない

筆記試験は1人でも進められます。問題集を買ってきて、解いて、答え合わせをすれば対策になります。ところが面接試験は、同じやり方がまったく通用しません。相手がいて初めて成立する試験だからです。まずは、独学の何がそこまで難しいのかを整理していきます。

相手がいないと練習できない

面接試験では面接官とのやり取りとなるため、相手が必要であり、1人で行うことはできません。

また、仮に面接対策について面接官の代わりになってくれる人がいたとしても、面接試験についての知識が無ければならず、そのような方を探すのはとても難しいです。予備校の講座であればプロである講師の方に対策を行ってもらえるため、適切な面接対策を行うことができます。

面接対策を後回しにしたことで後悔した同僚の話を、予備校と独学の比較 に書いています。あわせて読んでみてください。

面接対策の独学と予備校の比較表 練習の相手 面接カード 話し方の指摘 集団討論
面接対策における独学と予備校の違い

面接カードを添削してもらえる

予備校では面接について多くの情報を持っています。そのため、面接試験について適切なアドバイスを受けつつ、対策を受けることができます。私が思う、面接対策で予備校を使うメリットの1つ目がこれです。

面接試験では事前に面接カードを書くことが多く、面接ではその面接カードに従って質問がされます。そのため、面接カードに記入する内容はとても重要になります。

予備校の講座では面接カードの内容を添削してもらえます。予備校の持っている面接試験の情報をもとに添削してもらうことで、より良い面接カードを作成することができます。

実際に面接を行って対策してもらえる

メリットの2つ目です。予備校の面接対策では実際に面接を行なって対策をしてもらえます。実際の面接ではありませんが、面接と同じ環境で練習ができる機会があるというのはとても貴重です。

話し方等、プロの方に見てもらい、指導してもらうことで、面接の受け答えや振る舞いが上達していきます。また、事前に面接試験と同様の環境を経験しておくことで、本番では落ち着いて面接に臨むことができるようになります。

集団討論の対策もできる

また、志望している官庁や役所で集団討論の試験がある場合においても、予備校の面接対策の講座を利用するのがおすすめです。

集団討論の対策は複数人で集まって行わなければならず、面接と同様に独学で行うことは困難です。プロの方に見てもらい、アドバイスをもらいましょう。集団討論がどういう試験なのかは 面接試験の種類 で説明しています。

普段の生活でできる面接対策

話し方は普段の生活から作る

ここからは、普段の生活の中でできる面接対策について書いていきます。主に話し方や話す内容についてのことになります。私が普段の生活の中で面接対策として意識すると良いと思うことは3つあります。この3つは面接試験で話す際にとても大事なことになるのですが、うまくできていないことが多いです。私もうまくできずに失敗した経験があります。

普段から意識する3つのこと ゆっくり話す 簡潔に話す 笑顔で話す
普段の生活から意識したい3つのこと

一朝一夕では身につかないため、普段の生活から意識して、意識しなくてもできるようにしていきましょう。

ゆっくりと話す

話す時にゆっくりと話すことで、伝えたいことを相手に伝えやすくなったり、安心感を与えることができます。私は心理学の専門家ではないので詳しくは説明はできませんが、面接では確実に有利になります。

面接試験の場では緊張して早口になってしまうことが多いです。早口で話してしまうと伝えたいことは伝わらず、マイナスの印象を与えてしまいます。普段の生活での会話からゆっくりと話すことを意識し続けることで、ゆっくりと話すことが身につき、面接試験で面接官に良い印象を与えられるはずです。

簡潔に話す

伝えたいことがある時に、できる限り簡潔に話すことで相手が理解しやすくなります。普段の生活の中で相手に何かを伝える時に、できる限り簡潔に話すことを意識して話すようにしてみてください。最初はなかなか身につかないと思いますが、徐々にそれが当たり前になっていきます。

ダラダラ話して質問を打ち切られた話

私が大学4年生で1回目の受験の際、面接試験で簡潔に話すことができずに質問を打ち切られるという、とても辛い経験をしました。

とある市役所の面接試験の際、「学生の頃に頑張ったこと」について聞かれました。私は話したいことが多くあったため、思い切りアピールしようとここぞとばかりに話していたのですが、話をうまくまとめて話すことができませんでした。そのため、エピソードを片っ端から話してしまい、しかも全てしっかり話そうと焦り、とても早口になっていたと思います。

面接官に言われた言葉

分かりました、質問を変えましょう。

話を止められ、別の質問に進みました。かなりショックを受けました。その役所の結果は不合格でした。志望順位はそこまで高くなかったので不合格自体はそこまでショックは受けませんでしたが、他の面接でもこのようなことが起こりうるということに、とてもショックを受けました。

ケン
ケン

練習はしていたのに、本番でそうなってしまうんですね。

ユウ
ユウ

そうなんです。基本的な対策はできていたのに、緊張と焦りで飛んでしまいました。

今回の失敗は簡潔に話せなかったことと、早く話そうと焦り早口になり、何を言ってるか分からなくなったことです。不合格については他にも理由はあると思いますが、この失敗の影響は大きかったと思います。予備校等での面接対策を行うことは非常に重要ですが、普段の生活の中でも話し方等を意識しておくことで、私のように緊張や焦りからうまく質問に答えられなくなるということはなくなると思います。

笑顔で話す

笑顔で話すことで相手に良い印象を持ってもらうことができます。無表情やムスッとした表情はよくありません。

満面の笑みとまではいかなくても、ほほえむ程度でちょうどいいと思います。常に満面の笑みで話されるのは、少し怖いかもしれません。

勉強の末に無表情になった話

笑顔で話すことを普段の生活から意識すべきと書かせてもらいましたが、これについても失敗とまではいきませんが、それに近いことはありました。

私が2回目の受験に向けて勉強していた時のことです。公務員浪人を行うことを決め、ひたすら勉強をしていました。大学では卒業までは講義はもう無く、卒業後はひたすら地元の図書館等で勉強をしていました。そのため、人と接する機会がほぼ無く、会話といえば朝と夜の家族との会話くらいでした。

そのような生活をしばらく続けた後に、地元の友人と会うことがありました。その友人と会うのは数年ぶりです。その友人に会い、喫茶店でしばらく話した後に、ふと言われた言葉がありました。

友人に言われた言葉

お前笑わなくなったな。

話を聞いていると、私は数年前と比べて全く笑わなくなり、表情も無表情のまま、感情が全く感じられなくて不安になる、とのことでした。その言葉を聞いてハッとしました。ずっと勉強をし続け、人と接する機会が少なくなったことによって無表情になり、感情を表すことができなくなっていました。

家族は毎日会っているため、変化に気づいていなかったようです。友人に指摘されてなければ、ずっとそのままで試験に挑み、面接を受けていたと思います。無表情で感情の無い受験生では、面接は相当不利になっているはずです。

ケン
ケン

勉強を頑張った結果というのが、こわいですね。

ユウ
ユウ

こわいですよ。自分では気づけませんでした。指摘してくれた友人には、今でも感謝しています。

その指摘を受けてから、家族とのやり取りでなるべく表情を出すことや、少し不気味ですが鏡の前でほほえむ練習をして改善していきました。受験生で、勉強を頑張る中で人と接する機会が少なくなっている方は多いと思います。私のように無表情や無感情となっていないか確認し、もしなっていれば、少しでもほほえむことや感情を表すことを意識してみてください。

志望先の政策を調べておく

志望先の政策を調べる

こちらは普段の生活の中で意識することではありませんが、事前に行っておくととても良いと思いますので書かせてもらいます。面接では、受ける官庁や役所そのものについて問われる場面があります。何も調べずに臨むと、その場で答えを作ることになってしまいます。準備しておけば確実に答えられる部分なので、やっておいて損はありません。

受験先のホームページを確認する

自分が受験する予定の官庁や役所のホームページ等で、どのような政策が行われているのか、何に重点を置いているのか確認します。

政策について聞かれることがある

県庁や市役所の面接での質問の中で、政策について問われることがたまにあります。そのため、聞かれたらしっかりと答えられるよう、事前に調べておきましょう。

なお、受験先によって面接の形式そのものが変わります。どの試験でどの形式が行われるのかは 面接試験の種類 にまとめています。

自分の考えを言えるようにする

政策について調べる際、その政策についてどう思うのか、自分の考えを言えるようにしておくと良いと思います。調べた内容をそのまま述べるだけでは、面接官には響きません。

面接対策のよくある質問

面接対策のよくある質問 受験生が迷う7つの疑問

ここまでで対策の方向は見えてきたと思いますが、実際に始めようとすると細かい迷いが出てくるはずです。最後に、面接対策についてよく出る疑問をまとめておきます。

面接対策は独学でもできますか

面接試験は面接官とのやり取りとなるため、相手が必要であり、1人で行うことはできません。面接官の代わりになってくれる人がいたとしても、面接試験についての知識が必要になるため、そのような方を探すのはとても難しいです。

予備校の面接講座では何をしてもらえますか

大きく2つあります。1つは面接カードや回答の添削です。もう1つは、実際に面接を行っての対策で、話し方などをプロに見てもらえます。集団討論の対策を行っている講座もあります。

面接カードはそんなに重要ですか

重要です。面接試験では事前に面接カードを書くことが多く、面接ではその面接カードに従って質問がされます。そのため、面接カードに記入する内容はとても重要になります。

普段から意識しておくとよいことはありますか

ゆっくり話すこと、簡潔に話すこと、笑顔で話すことの3つです。一朝一夕では身につかないため、普段の生活から意識して、意識しなくてもできるようにしていくのがおすすめです。

緊張して早口になってしまいます

私もそうでした。1回目の受験の市役所の面接で、焦って早口になり「分かりました、質問を変えましょう」と質問を打ち切られています。普段の会話からゆっくり話すことを意識し続けるのが、遠回りに見えて確実です。

勉強ばかりしていると表情が硬くなりませんか

なります。私は公務員浪人中に人と接する機会が減り、久しぶりに会った友人から「お前笑わなくなったな」と言われました。家族は毎日会っているので気づきません。自分でも気づけないので注意が必要です。

面接で政策について聞かれることはありますか

県庁や市役所の面接では、政策について問われることがたまにあります。受験先のホームページ等で、どのような政策が行われているのか、何に重点を置いているのかを確認し、自分の考えも言えるようにしておきましょう。

面接試験の対策のまとめ

面接試験の対策のまとめ 面接を越えれば内定

今回の記事では「面接試験の対策」について書かせてもらいました。面接試験は筆記試験と同様に重要な試験です。人物重視の流れがあり、面接試験の評価の比重は高まっています。そのため、面接試験の対策はより重要となっています。

この記事の振り返り
  • 面接は相手が必要で1人では練習できない
  • 予備校では面接カードを添削してもらえる
  • 予備校では実際に面接を行って対策できる
  • 普段からゆっくり簡潔に笑顔で話す
  • 志望先の政策を調べて考えを持っておく

普段から意識することで、面接試験本番の緊張している中でも力を発揮できるようになります。面接試験を乗り越えることができれば、内定はすぐそこです。良い結果を出せるように対策をしっかりと行いましょう。

予備校を使うかどうかで迷っている方は、予備校と独学の比較 を読んでみてください。私は大学時代に予備校、働きながらの受験は独学と両方を経験しているので、それぞれの良いところと物足りないところを比べています。面接を突破した後に待っている官庁訪問については 官庁訪問とは にまとめました。面接と同じく独学で対策しづらい論文については 論文試験の対策 をご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。