公務員試験の勉強計画の立て方|テキスト・問題集の逆算法
こんにちは、元公務員のユウです。
今回の記事では、公務員試験の勉強を始めるにあたって7つ目のやるべきことである「計画を立て、勉強を始める」について書いていきます。
ここまでで、公務員試験の勉強を始めるにあたってやるべきことを書いてきました。今回の記事が公務員試験の勉強を始めるにあたってやるべきことの最後となります。
計画を立てることの重要性について、また、私が行った計画の立て方についても載せました。ぜひ参考にしてみてください。
本題に入る前に、公務員試験の勉強を始めるにあたって、今までの記事のリンクを貼りますので、読んでいない項目や、読み返したい項目がありましたらリンクよりぜひ読んでいただけたらと思います。
ここまでのおさらい
改めて、公務員試験の勉強を始めるにあたってやるべきことをおさらいします。
計画を立て、勉強を始める
これまでの記事で、公務員試験の勉強を始めるにあたってやるべきことを書いてきました。今回の記事のテーマは、計画を立てることの大切さです。
これまでの記事の内容で、公務員試験の勉強を始めるための下準備が整った状態となります。その上で、勉強を始める前に最後にやるべきこと、それが「計画を立てる」ということです。
計画を立てることは、試験の日までにしっかりと勉強を行うために非常に重要です。詳しく説明していきます。
計画を立てないとどうなるか
計画を立てることはとても大切です。
試験の日までに、日々どれだけの勉強を行うのか。計画を立てずに勉強をした場合、日々どれだけのペースでテキストや問題集を進めたらいいのか分かりません。
もし多くの勉強時間を確保できたとしても、どれを勉強するべきなのか分からず、効率よく勉強することはできません。また、試験日までに試験範囲の全てを勉強しきれなくなる可能性もあります。
限られた時間の中で、最大限効率良く勉強するためにも計画を立てることは大切です。
ただし、計画どおりに進まない時期も必ずあります。そこで自分を責めて手が止まってしまうのが、いちばんもったいないパターンです。気持ちが落ちたときの戻し方は勉強が続かないときに書きました。
予備校を使う場合
予備校を使う場合、カリキュラムが用意されているため、基本的にはカリキュラムに従って勉強していけば大丈夫です。
予備校のカリキュラムに従いつつ、進捗を管理する
私の場合は予備校を利用していたため、カリキュラムが用意されていました。そのため、出題範囲の科目についてはカリキュラムに従い講義を受けつつ、勉強時間を確保して講義の復習と過去問題集をしっかりと解いていきました。
勉強時間の確保はもちろん必要ですが、カリキュラムに沿って勉強していけるため、負担は少ないです。
独学の場合
独学の場合はしっかりと計画を立てなければいけません。
勉強をどのように進めていくのか、試験までの残りの時間や試験科目を確認し、日々どれだけ勉強をする必要があるのかを把握し、計画を立てます。
ざっくり簡単に計画を立てていく
今から説明する方法は、私が入国管理局に在職中、3回目の公務員試験の受験を目指した際に行った計画の立て方となります。私のような計画を立てるのが苦手な人に向いているやり方だと思います。
どんな計画の立て方をするのか、テキストと問題集で2つの方法があります。先に概要を説明しますと、やり方としては「テキストの冊数や単元の数を数え、試験までの月数等で割る」「問題集の問題数を数え、試験までの日数等で割る」という方法です。
この方法で、おおよそどれくらいのペースで勉強すればいいのかを把握することができます。詳しく説明していきます。
試験の日までの時間の確認
まずは試験の日までにどれくらいの時間があるのかを数えます。数えるのは2通りです。試験までの月数と日数です。
この「試験まで」というのは筆記試験のことを言います。この日までに勉強を終わらせたい、という期間のことを指しますので、論文試験の対策や面接試験の対策のため、早めに終わらせたい場合はその月や日までの期間を数えます。
私の場合は筆記試験までの最後の1ヶ月は総復習に使いたかったため、最後の1ヶ月を除いた月数と日数を数えました。
テキストの単元数、問題集の問題数の確認
次に確認する内容ですが、2つあります。
- テキストの単元の数
- 問題集の問題の数
この2つをそれぞれ数えます。それぞれポイントがあるので、説明していきます。
1. テキストの単元の数
数えるのは、自分が受験する試験に出題される科目のテキストの単元の数です。
基本的に受験する試験に出題される全ての試験科目の単元を数えるのですが、試験慣れのためなどに受験するような試験で、その試験のみに出題される科目がある場合、その科目は除いても大丈夫です。
2. 問題集の問題の数
受験する試験に出題される試験科目の問題集の冊数と問題の数を数えます。
まずは試験科目の問題集の冊数を数えます。そして、次に問題集の問題数を数えます。試験科目やテキストの単元と比べると数える数が多くなりますが、1日あたりの勉強量を把握するために必要となります。
問題集の問題数はそれぞれの科目で1科目あたりの問題集の問題数と、全ての問題集のトータルの問題数を把握しておくとよいでしょう。
勉強を進める目安を確認する
ここまでで確認した数を試験までの期間で割り、1ヶ月や1週間、または1日でどれだけ勉強を進める必要があるのかを確認します。
参考に具体例をあげて説明します。計算しやすいような数字にしています、ご了承ください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 試験までの期間 | 12ヶ月(約360日) |
| テキストの冊数 | 12冊 |
| テキストの単元数(1科目あたり) | 12単元 |
| 問題集の冊数 | 12冊 |
| 問題集の問題数(トータル) | 1,200問(1冊あたり100問) |
この条件をもとに、テキストと問題集をそれぞれどのようなペースで勉強すべきか出していきます。
テキストについて
テキストは12冊あります、そして試験の日までは12ヶ月あるため、12冊を12ヶ月で割ると1となるため、1ヶ月あたり1冊のテキストを読めばいいことになります。
次は単元を進めるペースです。1ヶ月で1冊のペースで進めていく必要があります。単元は1科目あたり12単元となります。私の場合は1ヶ月を4週で見ていました。その場合、12単元を4週で割り、3単元となるため、1週間あたり3単元を進める必要がある、というペースです。
私は4週で割りましたが、数え方は人それぞれのため、日数で割ったり、分かりやすい方法で大丈夫です。
問題集について
問題集もテキストと同じように数えていきます。
問題集は12冊、試験の日までは12ヶ月あるため、テキストと同じく1ヶ月あたり1冊の問題集を終わらせれば良いことになります。
次は問題を解くペースです。私の場合は1日あたりの解くべき問題数を把握するため、1冊あたりの問題数を日数で割りました。
今回ですと、1冊あたりの問題数は100問のため、100問を30日で割ります。そうすると、1日あたり3.3問となり、4問解けば良いこととなります。
また、全ての問題集のトータルの問題数を試験まで残っているはずの日数で割って、試験までの日の1日あたりの解くべき問題数も把握しておきます。
今回の例だと全てのテキストが同じ問題数なので、1,200問を360日で割っても3.3問となりますが、テキストの問題数は多くの場合はバラバラのため、トータルの問題数からも試験の日までに解くべき問題数を把握しておくと、必要な勉強のペースが見えてくるはずです。
問題集は何周か解くことが基本となりますので(多くの人は3周くらい)、その際は問題数は周数分増やしてみてください。
計算結果のまとめ
| 項目 | ペース |
|---|---|
| テキスト | 1ヶ月に1冊、1週間に3単元 |
| 問題集 | 1ヶ月に1冊、1日に4問(トータルでも1日約3.3問) |
あくまで勉強するペースの参考に
ここまででテキストと問題集の進めるべき勉強量を把握しました。
これは試験の日までに勉強を終わらせるためのペースを見える化したものになりますので、計画を立てる上での参考にしていただければと思います。
また、人それぞれペースはあると思うので、この勉強量をガチガチに守るのではなく、自身の状況に合わせて調整していってください。
仕事をしている方等はなかなか勉強時間が確保できずに計画通りに進まないこともあると思いますが、休日に多めに進める等、調整していけば問題ありません。
この勉強量を把握する方法ですが、計画を立てる上で参考にするのがメインとなりますが、私自身が感じたメリットがあるため、書いていきます。
モチベーションアップにつながる
具体的な勉強量を把握することで、勉強をするモチベーションアップに繋がりました。
なぜかと言うと、日々最低限これだけやっておけば試験の日までに間に合う、という具体的な数字が分かり、漠然と勉強するよりも安心感が出てきます。
やる気が出ない時も「これだけはやって、今日は思い切って休もう」といった判断ができるようになったからです。
計画を立てる中で試験内容の全体像が分かりやすくなる
テキストの単元の数や、問題集の問題数を数えるために内容を見ることになります。
数えるのがメインなので、しっかりと見るわけではありませんが、サラっとでも目を通すことで試験内容の雰囲気は把握することができます。それだけでも試験勉強を行う上ではとても有利になります。
まとめ
今回の記事では、公務員試験の勉強を始めるにあたって7つ目のやるべきことである「計画を立て、勉強を始める」について書きました。
今回の記事で公務員試験の勉強を始めるにあたってのやるべきことは最後です。
ここまでの記事の内容をもとに公務員試験の勉強の準備を行っていれば、スムーズに試験勉強を始め、且つ、効率的に勉強を進めることができます。ぜひ、記事を参考にして、公務員試験の勉強の準備を進めてください。
計画を立てて勉強を始めると、次に出てくるのが「苦手科目をどうするか」という問題です。私が特に苦労したのは「数的処理」と「ミクロ・マクロ経済学」でした。それぞれ数的処理の対策と経済学の対策に、どうやって克服したかを書いています。
今後も公務員試験についての知識や裏技等、ユウの経験をもとに記事を書いていきますので、公務員試験を目指そうと思っている方や、公務員試験に向けて勉強している方、それ以外の方についても、記事の内容が役に立てればと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
